う〇ち~の休日


エアコン嫌いの僕です。この連日の暑さに頑張って耐えるのですが、もうダメ。
エアコンがきいている所に、ホイホイと足を運んでは涼んでしまっています。
『エアコンさいこぉ~』

休みがあれば僕の避暑地である沢に逃げ込むのです。ルンルン♪

今回行った沢登りは、十津川の立合川本流。
奈良と言えども関西広し、家から車で4時間強かけて国道169を爆走!! 
ではなくトロトロ安全運転。

下山口に自転車をデポするなど準備がかかります。
沢のネックは準備が面倒臭いところ。今回泊りの沢なのでタープや,シェラフカバー、
食料などなど。その他、地形図やライター、ノコギリなど細々したものが必要となります。
面倒臭がり屋の僕には辛いですね。

入渓準備を整え、いざ極楽天国へ。

入渓したのもつかの間、沢の中の岩苔がよく滑る滑る。フェルトソールではなすすべもなく、
すってんコロリン。
慣れるまで何度もバランスを崩し転倒。腹筋を鍛えねければダメだな。バランスボールを乗ろうかな。

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沢は側壁が発達したゴルジュがお出迎え。
そこにいくつもの大きな滝がかかり、次はどんな滝が姿を現すのか、ドキドキ。

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登れない滝があればその滝を避けて通らなければなりません。その高巻きが結構シビア。
急斜面を木を使ったモンキークライム、木の根、草などなんでも使って慎重にジワリと登っていきます。
落ちたもんなら地獄ですよ。
また読みも必要で、高巻くラインを探っていかなければうまくいかないし、行き詰ったり、時間が食います。
この高巻きの技術、センスが長けているスーパーアルパインクライマー山崎さんに任せて、
うまく高巻きをこなしていきます。

薄暗いゴルジュと開放的な癒しのなめ滝や河原のアンサンブル。
緊張と緩和の連続。
刻々と変化する渓谷美。

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いい時間になり、疲れも溜まってきます。
くたびれた体にムチを打って、今日の寝床の河原へと到着。

焚火をする木を集め、焚火On。ファイアー!!
横になる下地を整理して、天気がよいとみてタープを張らずに星空ビバーク。悲しいことに夕立が・・・。
食事は、野菜・肉を持ち込んでのお鍋。おつまみもテキトーに作り。至福の晩餐。甘いチャイが心身に沁みます。
この沢で泊ることが、沢での惹かれるところでもあります。

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焚火を見つめながら、何を考えることもなく浮世から遊離。うだうだと。
眠くなった頃合いを見計らって、おやすみさん。

翌日は面倒なゴルジュを高巻きし、源流も近し、急に勾配がきつくなり足にきます。
水は消え、暑さで喘ぐようにツメを登って登って、尾根にたどり着く。これで一安心。

山頂を踏んで、大峰の山々を眺めます。いつ来ても大峰はいいもんです。
僕の一抹の避暑地生活は終わりです。

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