オトナもコドモも本気であそべるクライミングジム

『１階壁キッズタイム』開催しました！！

2016年12月14日
日々の活動日記

こんにちは。
寒さもだんだん厳しくなり、ついついエアコンのリモコンをポチっとしてしまう今日この頃ですが、
みなさま体調など崩さず元気にお過ごしでしょうか？
ノボリバでもついにストーブのお出ましとなりオレンジの炎がメラメラと燃えその灯にほっこりしてます。
そんなノボリバの１階で12/4と12/11の１８時〜２０時、スクール生とスクールOBでキッズタイムやり
ました〜。
そしてノボリバキッズがこの炎の如く熱い登りを1階壁で見せてくれました！！

今回は完全にフリータイムなので既存の課題を自由に選らんで登るというごくごく当たりまえのスタイル。
これまでのキッズ向けの１階イベントはコンペであったりセッションだったので登る課題は決まっていました。
なのでキッズ向けの課題も用意されていない中で「自由にどうぞ〜」「自分たちでやりたいようにやってよ〜」
と子どもたちを解き放つことに多少の気がかりがありましたが・・・
しか〜し～！！
１階の壁に恋い焦がれるキッズたちは、登りたい課題を次から次に見つけてガシガシ登ってました。
２週とも参加したキッズもいて、１週目で登れるものは登ってしまってるだろうから途中ウロウロ～と
課題難民になる子もいるんじゃないかな・・・なんて心配していたのですが、イヤイヤ杞憂に終わりました。
リーチ的には厳しいと思われた課題にも「リーチが・・・」などと言い訳もせず、ひたすらトライを繰り返し、
最後の最後までゴールを目指して本当に意欲的に課題に取り組んでいました。

ひとつの課題にほぼ全ての時間をかけて何度もトライし、ついに落とした時には嬉し泣きをしてる子もいて
私も隣で『うっ！！』と声が詰まってしまいました。
「もらい泣きやばい～！！」って、ササッと涙をふいた他の大人たちもいたのは言うまでもありません（笑）
１階を登るなんて滅多にない機会ないので、いろんな課題にチャレンジする選択肢もある中、自分で１課題に
絞って取り組み、強い思いでゴールのホールドを掴んだ子。本当に良かったね！！頑張ったね！

みんなリーチぎりぎりの課題が多い中、心から楽しんでそして精一杯頑張ったと思います。
じりじりとゴールに近づいたけどついにゴール出来なかった子たちもいました。
マンスリー課題だったので次に登れる機会にはもうその課題はないんだけれど、子どもたちは
「お疲れさま～！！あれまた一緒に頑張ろうな～！！」と手を振りあって帰って行きました。
思わず出た言葉。
その言葉にそれほど一生懸命登ってたんだな～って感じ、楽しい時間を過ごせたんやな〜と思いました。

この短い時間の中に色んなドラマがありました。
ノボリバキッズの中には中学生になり部活や塾などでなかなか来れる時間もとれなくなりＯＢとなった子も
います。
クライミング以外に頑張りたい事ができてＯＢとなる子もいます。
スクール生同士でも通う曜日が違うと初めて会う子もいて最初ははにかんだ表情を浮かべている子。
そんな子どもたちが同じ空間で同じ気持ちで一緒に登っていくうちに打ち解け、笑顔が増えていく。
友だちへの声援にハイタッチに、子どももパパもママもいつも以上に大きな声で熱気が高まった時間でした。

「さようなら」と上気した頬で帰っていく子どもたちを見て、ここがみんなのホームになればいいなと
しみじみと思いました。
みんな、ココに仲間がいることを忘れないでね、そしてクライミングや学校生活などなど頑張っていこうね～！